LPDXUTCALLBACKMODIFYDEVICESETTINGS
アプリケーション定義のコールバック関数であり、デバイスを作成する前にデバイスの設定を変更できるようにするために、DXUT から呼び出されます。
bool
LPDXUTCALLBACKMODIFYDEVICESETTINGS(
DXUTDeviceSettings * pDeviceSettings,
void* pUserContext
);
パラメータ
- pDeviceSettings
新しいデバイスの設定が含まれている DXUTDeviceSettings 構造へのポインターです。 - pUserContext
コールバック関数に渡されるユーザー定義値へのポインターです。通常は、アプリケーションでコールバック関数にコンテキスト情報を提供するデータ構造へのポインターを渡すために使用されます。デフォルト値は NULL です。
戻り値
デバイスの作成を続行する場合は TRUE を返すように、アプリケーションをプログラムします。デバイスの作成を続行せず、現在存在しているデバイス を使用し続ける場合は、FALSE を返すようにします。
解説
デバイスが DXUT によって作成される前に LPDXUTCALLBACKMODIFYDEVICESETTINGS コールバックが呼び出され、アプリケーションによるデバイスの設定の確認および変更がデバイスの作成前に行えるようになります。これによりアプリケーションは、デバイス作成設定を適当な値に変更できるようになります。
このコールバックでは、デバイスの変更をアプリケーションで全面的に拒否することもできます。このコールバックから FALSE が返される場合は、現在のデバイスを新しいデバイスに変更するのではなく、そのまま使用するように DXUT に指示されます。
pDeviceSettings の値は、すべてアプリケーションで変更できます。DXUT では、デバイスの設定が変更されたことによってデバイスの作成が失敗することもあります。
要件
ヘッダー: DXUT.h 宣言