LPDXUTCALLBACKMSGPROC

DXUT メッセージ ポンプからのメッセージを処理するアプリケーション定義関数です。

LRESULT 
LPDXUTCALLBACKMSGPROC(
  HWND hWnd,
  UINT uMsg,
  WPARAM wParam,
  LPARAM lParam,
  bool * pbNoFurtherProcessing,
  void* pUserContext
);

パラメータ

  • hWnd
    ウィンドウへのハンドルです。
  • uMsg
    メッセージを指定します。詳細については、WindowProc に関するページを参照してください。
  • wParam
    追加メッセージ情報を指定します。このパラメーターの意味は、uMsg パラメーターの値により異なります。
  • lParam
    追加メッセージ情報を指定します。このパラメーターの意味は、uMsg パラメーターの値により異なります。
  • pbNoFurtherProcessing
    TRUE の場合、DXUT はそれ以上メッセージの処理を行いません。
  • pUserContext
    コールバック関数に渡されるユーザー定義値へのポインターです。通常は、アプリケーションでコールバック関数にコンテキスト情報を提供するデータ構造へのポインターを渡すために使用されます。デフォルト値は NULL です。

戻り値

ウィンドウ メッセージが正常に処理された場合は、ゼロが返されます。正常に処理されなかった場合は、ゼロ以外の値が返されます。

解説 

この関数とパラメーターは、Windows の WindowProc 関数に類似しています。

pbNoFurtherProcessing パラメーターを使用すると、DXUT がウィンドウ メッセージの処理に関与する度合いをアプリケーションで制御できます。LPDXUTCALLBACKMSGPROC を呼び出すときに pbNoFurtherProcessing が TRUE に設定されていると、DXUT でメッセージが処理されず、LPDXUTCALLBACKMSGPROC によって返された値がすぐに返されます。pbNoFurtherProcessing が FALSE に設定されていると、DXUT でウィンドウ管理イベントが処理されます。

要件

ヘッダー: DXUT.h 宣言

関連項目

DXUTSetCallbackMsgProcWindowProc