ドップラー効果
DirectSound は、すでに速度が指定されているバッファーまたはリスナーに対してドップラー偏移効果を自動的に作成します。エフェクトは累積です。つまり、リスナーとサウンド バッファーが両方とも移動している場合、相対速度が自動的に計算され、それに応じてドップラー効果が調整されます。
アプリケーションでリアルなドップラー偏移効果を実現するには、移動しているオブジェクトの速度を計算し、そのサウンド ソースやリスナーに適切な速度を設定する必要があります。特殊なエフェクトを作成する特殊な場合には、この値を自由に増減できます。また、ドップラー係数を変更することでドップラー偏移をグローバルに増減することもできます。
ドップラー係数の範囲は、DS3D_MINDOPPLERFACTOR から DS3D_MAXDOPPLERFACTOR まで可能で、それぞれ 0.0 および 10.0 として定義できます。0 の値は、ドップラー偏移がサウンドに適用されないことを意味します。その他の値はそれぞれ実際のドップラー偏移の倍数を表します。
関連項目