DirectSound インターフェイス
ここでは、以下の表に示す DirectSound インターフェイスのメソッドのリファレンス情報について説明します。
| 関数 | 説明 |
|---|---|
| IDirectSound8 | バッファー オブジェクトを作成し、環境をセットアップするために使用します。 |
| IDirectSound3DBuffer8 | 3D 空間におけるサウンド バッファーの位置、向き、および環境を記述するパラメーターの取得と設定に使用します。 |
| IDirectSound3DListener8 | 3D 空間におけるリスナーの位置、向き、および聴取環境を記述するパラメーターの取得と設定に使用します。 |
| IDirectSoundBuffer8 | サウンド バッファーの管理に使用します。 |
| IDirectSoundCapture8 | サウンド キャプチャー バッファーの作成に使用します。 |
| IDirectSoundCaptureBuffer8 | サウンド キャプチャー バッファーの操作に使用します。 |
| IDirectSoundCaptureFXAec8 | アコーステック エコー キャンセレーションをサポートするキャプチャー バッファーでパラメーターを設定および取得するために使用します。 |
| IDirectSoundCaptureFXNoiseSuppress8 | ノイズ抑制をサポートするキャプチャー バッファーでパラメーターを設定および取得するために使用します。 |
| IDirectSoundFullDuplex8 | 全二重ストリームを表現します。 |
| IDirectSoundFXChorus8 | コーラスをサポートするバッファーでエフェクト パラメーターを設定および取得するのに使用します。 |
| IDirectSoundFXCompressor8 | 圧縮をサポートするバッファーでエフェクト パラメーターを設定および取得するのに使用します。 |
| IDirectSoundFXDistortion8 | ディストーションをサポートするバッファーでエフェクト パラメーターを設定および取得するのに使用します。 |
| IDirectSoundFXEcho8 | エコーをサポートするバッファーでエフェクト パラメーターを設定および取得するのに使用します。 |
| IDirectSoundFXFlanger8 | フランジをサポートするバッファーでエフェクト パラメーターを設定および取得するのに使用します。 |
| IDirectSoundFXGargle8 | 振幅変調をサポートするバッファーでエフェクト パラメーターを設定および取得するのに使用します。 |
| IDirectSoundFXI3DL2Reverb8::IDirectSoundFXI3DL2Reverb8 | I3DL2 (Interactive 3D Audio Level 2) リバーブ エフェクトをサポートするバッファーでエフェクト パラメーターを設定および取得するのに使用します。 |
| IDirectSoundFXParamEq8 | パラメトリック イコライザー エフェクトをサポートするバッファーでエフェクト パラメーターを設定および取得するのに使用します。 |
| IDirectSoundFXWavesReverb8 | Wave 残響エフェクトをサポートするバッファーでエフェクト パラメーターを設定および取得するのに使用します。 |
| IDirectSoundNotify8 | 再生またはキャプチャー バッファーの通知イベントを設定します。 |
| IKsPropertySet | ドライバーで、API 拡張なしに使用できる拡張機能を提供できるようになります。 |
DirectX 8.0 以降では、IDirectSound8、IDirectSoundBuffer8、および IDirectSoundCaptureBuffer8 のみが、対応する数字なしの名前のインターフェイスに代わる新しいインターフェイスです。名前の最後に 8 が付くその他のインターフェイスは定義が変更されていません。つまり、数字が付かないインターフェイスと同じものです。たとえば、IDirectSoundCapture8 と IDirectSoundCapture は、まったく同じのものです。
最後に 8 の付く定義名のインターフェイスは、すべて 8 を付けた定義名でドキュメント化されています。コードの中では、常にこの名前を使用することを推奨します。
インターフェイスの以前のバージョンでサポートされるメソッドについては、Dsound.h のインターフェイスの宣言を参照してください。
メソッドが内部パラメーターとしてインターフェイスへのポインターを取得する場合、パラメーター タイプが以前のバージョンで宣言されている場合でも新しいバージョンを渡すことができます。たとえば、IDirectSoundBuffer と IDirectSoundBuffer8 のいずれかに対するポインターを IDirectSound8::DuplicateSoundBuffer の pDSBufferOriginal パラメーターに渡すことができます。
ただし、メソッドがインターフェイスを返す場合、通常は以前のインターフェイスであり、新しいインターフェイスを取得するには QueryInterface を使用する必要があります。IDirectSound8::CreateSoundBuffer の ppDSBuffer パラメーターが、これに該当します。