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IXAudio2::Initialize

XAudio2 パラメーターを設定し、XAudio2 を使用できるように準備します。

HRESULT 
Initialize(
  UINT32 Flags = 0,
  XAUDIO2_PROCESSOR XAudio2Processor = XAUDIO2_DEFAULT_PROCESSOR
);

パラメータ

Flags

  • XAudio2 オブジェクトの動作を指定するフラグです。この値は 0 でなければなりません。

XAudio2Processor

  • 使用する CPU を指定する列挙値。値の意味は、プラットフォームごとに異なります。 値 XAUDIO2_DEFAULT_PROCESSOR を指定すると、XAudio2 は各プラットフォームで既定のプロセッサを使用できるようになります。

Windows: 詳細については、XAUDIO2_WINDOWS_PROCESSOR_SPECIFIER 列挙子を参照してください。

ビット演算 OR でいくつかの値を組み合わせることにより、選択肢に含まれるプロセッサのグループを指定できます。

注 一般的には、プロセッサの指定は避ける必要があります。スケジューラがプロセッサ間で効率的にスレッドをスケジュールできなくなる可能性があるからです。その代わりに、XAUDIO2_DEFAULT_PROCESSOR 値を渡します。

Xbox 360: 詳細については、XAUDIO2_XBOX_HWTHREAD_SPECIFIER 列挙子を参照してください。

  • XAUDIO2_DEFAULT_PROCESSOR を指定すると、XAudio2 は各プラットフォームで既定のプロセッサを使用できるようになります。

戻り値

正常に実行された場合は S_OK を返し、失敗した場合はエラー コードを返します。

解説 

Initialize は、XAudio2 オブジェクトの一部の設定を構成します。Initialize が成功した場合、これらの設定は、オブジェクトの有効期間の間固定されます。構成後にこの関数を呼び出すと無効になり、XAUDIO2_E_ALREADY_INITIALIZED が返されます。

XAudio2 オブジェクトが XAudio2Create 関数を使用して作成された場合は、Initialize を呼び出さないでください。

このメソッドは 1 回だけ呼び出すことができます。このメソッドは、その他のメソッドよりも前に呼び出す必要があります。ただし、IXAudio2::GetDeviceCount または IXAudio2::GetDeviceDetails は例外です。

要件

ヘッダー: Xaudio2.h 宣言

関連項目

IXAudio2