次の方法で共有


XAUDIO2FX_REVERB_I3DL2_PARAMETERS

ReverbConvertI3DL2ToNative 関数で使用する I3DL2 (Interactive 3D Audio Rendering Guidelines Level 2.0) のパラメーターを記述します。

typedef struct XAUDIO2FX_REVERB_I3DL2_PARAMETERS {
    float  WetDryMix;
    INT32  Room;
    INT32  RoomHF;
    float  RoomRolloffFactor;
    float  DecayTime;
    float  DecayHFRatio;
    INT32  Reflections;
    float  ReflectionsDelay;
    INT32  Reverb;
    float  ReverbDelay;
    float  Diffusion;
    float  Density;
    float  HFReference;
} XAUDIO2FX_REVERB_I3DL2_PARAMETERS;

メンバ

  • WetDryMix
    元の変更されていないサウンドとなる出力の割合です。許容値は 0 ~ 100 です。
  • Room
    室内エフェクトの減衰です。許容値は -10000 ~ 0 で、単位は 1/100 デシベルです。
  • RoomHF
    室内の高周波数エフェクトの減衰です。許容値は -10000 ~ 0 で、単位は 1/100 デシベルです。
  • RoomRolloffFactor
    反射される信号のロールオフ係数です。許容値は 0.0 ~ 10.0 です。
  • DecayTime
    低周波数における残響減衰時間です。許容値は 0.1 ~ 20.0 で、単位は秒です。
  • DecayHFRatio
    低周波数の減衰時間に対する高周波数の減衰時間の比率です。許容値は 0.1 ~ 2.0 です。
  • Reflections
    Room に対する初期反射の減衰です。許容値は -10000 ~ 1000 で、単位は 1/100 デシベルです。
  • ReflectionsDelay
    ダイレクト パスに対する初期反射の遅延時間です。許容値は 0.0 ~ 0.3 で、単位は秒です。
  • Reverb
    Room に対する後期残響の減衰です。許容値は -10000 ~ 2000 で、単位は 1/100 デシベルです。
  • ReverbDelay
    初期反射の時間に対する、初期反射と後期残響の間の時間制限です。許容値は 0.0 ~ 0.1 で、単位は秒です。
  • Diffusion
    後期残響減衰のエコー密度です。許容値は 0 ~ 100 で、単位はパーセントです。
  • Density
    後期残響減衰のモード密度です。許容値は 0 ~ 100 で、単位はパーセントです。
  • HFReference
    高周波数を参照します。許容値は 20.0 ~ 20000.0 で、単位は Hz です。

解説 

XAUDIO2FX_REVERB_I3DL2_PARAMETERS 構造体には、多くのプリセット値が定義されています。詳細については、「XAUDIO2FX_I3DL2_PRESET」を参照してください。

要件

ヘッダー: Xaudio2fx.h 宣言

関連項目

XAudio2 の構造体ReverbConvertI3DL2ToNativeXAUDIO2FX_I3DL2_PRESETXAPO の概要