IXACT3Cue::SetMatrixCoefficients
キューの各ソース チャンネルがそれぞれのデスティネーション チャンネルで再生されるボリューム レベルを設定します。
[Content-driven]
HRESULT
SetMatrixCoefficients(
UINT32 uSrcChannelCount,
UINT32 uDstChannelCount,
float *pMatrixCoefficients
);
パラメータ
- uSrcChannelCount
ソース チャンネルの数です。エミッタ チャンネルの数と等しくなければなりません。 - uDstChannelCount
デスティネーション チャンネルの数です。最終ミックス チャンネルの数と等しくなければなりません。 - pMatrixCoefficients
行列係数テーブルです。これは、各デスティネーション チャンネルにある各ソース チャンネルのボリューム レベルを表す配列です。ソース チャンネルがテーブルの列インデックスになり、デスティネーション チャンネルが行インデックスになります。テーブルには、少なくとも uSrcChannelCount * uDstChannelCount 個の要素が必要です。
戻り値
正常に実行された場合は S_OK を返し、失敗した場合はエラー コードを返します。
解説
SetMatrixCoefficients メソッドは主に、3D 空間内のある位置でキューが再生されているような効果を演出するために使用されます。ただし、SetMatrixCoefficients を直接呼び出すのではなく、X3DAudio を操作するために用意されている XACT メソッドを使用することをお勧めします。XACT の X3DAudio ヘルパー メソッドでは、SetMatrixCoefficients を呼び出すことによってキューの行列係数の計算と適用が行われます。詳細については、「方法 : XACT での X3DAudio の統合」を参照してください。
要件
ヘッダー: Xact3.h 宣言
ライブラリ: Xact3.lib 内容