IXAudio2SourceVoice::Discontinuity
現在キュー内にある最後のボイス以降はこれ以上バッファーが送信されないことを、XAudio2 ボイスに通知します。
HRESULT
Discontinuity(
);
パラメータ
なし。
戻り値
正常に実行された場合は S_OK を返し、失敗した場合はエラー コードを返します。
解説
Discontinuity は、通常 XAudio2 のデバッグ ビルドで音声再生時にオーディオ バッファーが不足しているときに発生する警告が表示されないようにします。XAUDIO2_END_OF_STREAM フラグでタグ付けをしてストリームの最終バッファーをマークすることが推奨されますが、場合によっては、バッファーがストリームの最後であることを、そのバッファーが送信されるまでクライアントが認識しないこともあります。
Discontinuity を呼び出すことは、XAUDIO2_END_OF_STREAM フラグを、送信された最終バッファーにさかのぼって適用することと同じなので、このバッファーの処理の完了時に OnStreamEnd コールバックが実行されます。
注 XAudio2 は、Discontinuity 呼び出しが有効になる前にバッファー キュー全体を使い果たして警告を発生させることがあります。そのため、Discontinuity で警告が表示されないようになることは保証されません。
要件
ヘッダー: Xaudio2.h 宣言