D3DPRESENT
D3DPRESENT
アダプタ リフレッシュ レートと、IDirect3DDevice9::Present 処理を実行するレートの関係を記述する。これらの値は、D3DCAPS9 の PresentationIntervals フィールドのフラグ値でもある。
D3DPRESENT_INTERVAL_DEFAULT |
これは D3DPRESENT_INTERVAL_ONE と等しい。 |
D3DPRESENT_INTERVAL_ONE |
ドライバは垂直帰線間隔を待つ (ランタイムは "ビームとの不一致" によるテアリングを防ぐ)。IDirect3DDevice9::Present 処理への影響は、スクリーン リフレッシュほど頻繁ではない。ランタイムは、アダプタ リフレッシュ間隔あたり最大 1 つの IDirect3DDevice9::Present 処理を完了する。これは、Microsoft® DirectX® 8.1 の D3DSWAPEFFECT_COPYVSYNC を使うことに等しい。このオプションは、ウィンドウ スワップ チェーンおよびフルスクリーン スワップ チェーンの両方で常に使用可能である。 |
D3DPRESENT_INTERVAL_TWO |
ドライバは垂直帰線間隔を待つ。IDirect3DDevice9::Present 処理への影響は、スクリーン リフレッシュ (1 回おき) ほど頻繁ではない。ドライバが D3DPRESENT_INTERVAL_TWO をサポートしているかどうかを確認するには、D3DCAPS9 の PresentationIntervals 能力を調べる。 |
D3DPRESENT_INTERVAL_THREE |
ドライバは垂直帰線間隔を待つ。IDirect3DDevice9::Present への影響は、スクリーン リフレッシュ (2 回おき) ほど頻繁ではない。ドライバが D3DPRESENT_INTERVAL_THREE をサポートしているかどうかを確認するには、D3DCAPS9 の PresentationIntervals 能力を調べる。 |
D3DPRESENT_INTERVAL_FOUR |
ドライバは垂直帰線間隔を待つ。IDirect3DDevice9::Present 処理への影響は、スクリーン リフレッシュ (3 回おき) ほど頻繁ではない。ドライバが D3DPRESENT_INTERVAL_FOUR をサポートしているかどうかを確認するには、D3DCAPS9 の PresentationIntervals メンバを調べる。 |
D3DPRESENT_INTERVAL_IMMEDIATE |
ランタイムはウィンドウ クライアント領域を直ちに更新する。アダプタ リフレッシュ間隔中に 2 回以上この更新を行うことがある。これは、DirectX 8.0 の D3DSWAPEFFECT_COPY を使うことに等しい。IDirect3DDevice9::Present に直接影響する場合がある。このオプションは、ウィンドウ スワップ チェーンおよびフルスクリーン スワップ チェーンの両方で常に使える。 |
定数情報
ヘッダー |
d3d9.h |
最低限のオペレーティング システム |
Windows 98 |