D3DPRESENTFLAG
D3DPRESENTFLAG
D3DPRESENT_PARAMETERS で使う定数。
#define | 説明 | 値 |
---|---|---|
D3DPRESENTFLAG_LOCKABLE_BACKBUFFER | 0x00000001 | アプリケーションがバック バッファを直接ロックする必要がある場合は、このフラグを設定する。IDirect3D9::CreateDevice または IDirect3DDevice9::Reset を呼び出すときに、D3DPRESENTFLAG_LOCKABLE_BACKBUFFER を指定していない場合は、バック バッファはロックできないことに注意する。ロック可能なバック バッファによって、一部のグラフィックス ハードウェア構成ではパフォーマンスのコストが向上する。
ロック可能なバック バッファでロック処理を実行すると (または書き込みに IDirect3DDevice9::UpdateSurface を使うと)、多くのカードでパフォーマンスが低下する。この場合、テクスチャ化した三角形を使ってデータをバック バッファに移動することを検討する必要がある。 |
D3DPRESENTFLAG_DISCARD_DEPTHSTENCIL | 0x00000002 | デバイスまたはスワップ チェーンを作成して z バッファの破棄を有効にするときは、このフラグを設定する。このフラグを設定すると、IDirect3DDevice9::Present または別の深度サーフェイスでの IDirect3DDevice9::SetDepthStencilSurface の呼び出し後、深度ステンシル バッファの内容は無効になる。
z バッファ データの破棄は、パフォーマンスを向上させることができ、ドライバに依存する。デバッグ ランタイムでは、IDirect3DDevice9::Present または別の深度サーフェイスでの IDirect3DDevice9::SetDepthStencilSurface の呼び出し後に定数値でクリアして、z バッファを強制的に破棄する。 すべてのロック可能なフォーマット (D3DFMT_D16_LOCKABLE および D3DFMT_D32F_LOCKABLE) では、z バッファ データの破棄は無効である。ロック可能なフォーマットと z バッファの破棄を指定して IDirect3D9::CreateDevice を使うと、失敗する。フォーマットの詳細については、「D3DFORMAT」を参照すること。 |
D3DPRESENTFLAG_DEVICECLIP | 0x00000004 | Microsoft® Direct3D® デバイスを作成したビデオ アダプタのモニタ スクリーン内のウィンドウ クライアント領域に、ウィンドウ表示モードの IDirect3DDevice9::Present ブリットをクリッピングする。この定数は、Microsoft Windows® 2000 および Windows XP でのみ動作する。 |
D3DPRESENTFLAG_VIDEO | 0x00000010 | これは、バック バッファがビデオ データを含むことをドライバに示すヒントである。 |
D3DPRESENT_PARAMETERS では、これらの定数を使う。
定数情報
ヘッダー | d3d9types.h |
最低限のオペレーティング システム | Windows 98 |