データ文字列
データ文字列
データ文字列には、アドレス情報が保持される。データ文字列の最初の部分は、セミコロン (;) で区切られた一連のキー名=値 要素で構成される。最後の値の後にシャープ記号 (#) を付け、アプリケーションで定義した文字列を続けると、オプションのユーザー データを含めることができる。
キー名は、データを識別し、値に格納されているデータの種類を非明示的に示す小文字の文字列である。たとえば、"provider" というキー名は、Microsoft® DirectPlay® サービス プロバイダのグローバル一意識別子 (GUID) が、GUID 文字列の形で値に格納されていることを示す。以下の文字は予約済みなので、値の文字列に使わないこと。
アンパサンド (&) | 順スラッシュ (/) |
アット マーク (@) | シャープ記号 (#) |
コロン (:) | 疑問符 (?) |
等号 (=) | セミコロン (;) |
データ文字列の最初の要素は、プロバイダでなければならない。他の要素は、任意の順序で続けることができる。一般的な URL は、次のようになる。
x-directplay:/provider=Provider_GUID;[keyname1=value1];[keyname2=value2][...]#[user defined string]
Provider_GUID は次の形式とする。
{EBFE7BA0-628D-11D2-AE0F-006097B01411}
ただし、無効な文字については次の例に示すようにエスケープ文字を使う。
%7BEBFE7BA0-628D-11D2-AE0F-006097B01411%7D