DPN_MSGID_SEND_COMPLETE メッセージ
DPN_MSGID_SEND_COMPLETE メッセージ
非同期送信メッセージ要求が完了すると、Microsoft® DirectPlay® は DPN_MSGID_SEND_COMPLETE メッセージを生成する。
DPNMSG_SEND_COMPLETE 構造体には、DPN_MSGID_SEND_COMPLETE システム メッセージに関する情報が含まれる。
構文
typedef struct _DPNMSG_SEND_COMPLETE {
DWORD dwSize;
DPNHANDLE hAsyncOp;
PVOID pvUserContext;
HRESULT hResultCode;
DWORD dwSendTime;
DWORD dwFirstFrameRTT;
DWORD dwFirstRetryCount;
DWORD dwSendCompleteFlags;
const DPN_BUFFER_DESC pBuffers;
DWORD dwNumBuffers;
} DPNMSG_SEND_COMPLETE, *PDPNMSG_SEND_COMPLETE;
メンバ
- dwSize
この構造体のサイズ。 - hAsyncOp
非同期処理ハンドル。 - pvUserContext
IDirectPlay8Client::Send、IDirectPlay8Peer::SendTo、および IDirectPlay8Server::SendTo メソッドで指定されるユーザー コンテキスト。 - hResultCode
送信メッセージ要求の結果を示す HRESULT。 - dwSendTime
送信呼び出しから終了するまでの合計時間 (ミリ秒単位)。 - dwFirstFrameRTT
このメッセージの計測済み往復時間 (利用できる場合)。最初の試行で到着したため再送信する必要がない、信頼性の高いメッセージにのみこの値は利用できる。他のすべてのメッセージでは、このフィールドは -1 に設定される。複数のフレームにまたがる大きなメッセージの場合、この値は最初に送信されたフレームの計測済み往復時間を示す。 - dwFirstRetryCount
信頼性が高いメッセージの場合、配送が成功するまでに DirectPlay がメッセージを再送信する回数を示す。信頼性が低いメッセージの場合、このフィールドは常に -1 に設定される。 - dwSendCompleteFlags
メッセージの送信方法を記述する次のフラグを指定する。DPNSENDCOMPLETE_GUARANTEED
メッセージは保証付きで送信された。DPNSENDCOMPLETE_COALESCED
メッセージは結合して送信された。
- pBuffers
送信された DPN_BUFFER_DESC 構造体の配列へのポインタ。 - dwNumBuffers
pBuffers 配列内の DPN_BUFFER_DESC 構造体の数。
注意
DPN_OK が含まれた、メッセージ コールバック関数からの戻り値。
IDirectPlay8Peer::SendTo、IDirectPlay8Client::Send、または IDirectPlay8Server::SendTo が呼び出されたときに DPNSEND_NOCOPY フラグが指定されていた場合、pBuffers メンバと dwNumBuffers メンバは、送信呼び出しで渡されたものと同じバッファ ポインタとサイズを保持する配列を参照する。DPNSEND_NOCOPY フラグが指定されていない場合、pBuffers は NULL に設定され、dwNumBuffers は 0 に設定される。
メッセージの情報
ヘッダー | dplay8.h |
最低限のオペレーティング システム | Windows 98、Pocket PC 2002 |