Scrawl サンプル
Scrawl サンプル
説明
Scrawl アプリケーションは、ウィンドウ アプリケーションの排他モードでのマウスの使い方を説明している。この場合のマウスは、ペイント プログラムのペンシル ツールのように機能する。
パス
ソース ファイル :(SDK ルート)\Samples\C++\DirectInput\Scrawl
実行可能ファイル :(SDK ルート)\Samples\C++\DirectInput\Bin\Scrawl.exe
ユーザーズ ガイド
描画するには、左ボタンを押しながらマウスを動かす。右ボタンをクリックすると、ショートカット メニューが表示される。ショートカット メニューでは、クライアント ウィンドウの消去、マウス感度の設定、またはアプリケーションの終了を選択できる。コントロール パネルの設定によってマウス ボタンが切り替えられると、Scrawl はこの動作を検出してそれに従う。Microsoft® DirectInput® はコントロール パネルの設定を無視するため、アプリケーション自身で切り替えを行なわなければならない。
プログラミング上の注意
Scrawl サンプル プログラムは、次のような DirectInput プログラミングのさまざまな面を示している。
- ウィンドウ アプリケーションの非排他モードでマウスを使う。
- メニューを使うために Microsoft Windows® が必要としたときにマウスを解放する。
- Windows がマウスを必要としなくなったときに、マウスを再取得する。
- デバイスのバッファリング データを読み取る。
- 座標の移動が完了するまで画面表示の更新を延期する。
- デバイスの活動状況のイベント通知を表示する。
- 任意の範囲にカーソルの動きを制限する。
- 使用前に、未処理のマウス座標を計測する。
- 相対座標モードを使う。