DIMOUSESTATE2 構造体

DIMOUSESTATE2 構造体

最大 8 つのボタンを持つマウス デバイスの状態、またはマウス デバイスと同じようにアクセスされるその他のデバイスの状態を記述する。この構造体は、IDirectInputDevice8::GetDeviceState メソッドで使う。

構文

typedef struct DIMOUSESTATE2 {
    LONG lX;
    LONG lY;
    LONG lZ;
    BYTE rgbButtons[8];
} DIMOUSESTATE2, *LPDIMOUSESTATE2;

メンバ

• lX
  x 軸。
• lY
  y 軸。
• lZ
  通常はホイールを表す z 軸。マウスに z 軸がない場合、この値はゼロである。
• rgbButtons
  ボタンの配列。バイトの上位ビットは、対応するボタンがダウン状態にあるときに設定される。

注意

マウス型のアクセスができるようにデバイスを準備するには、IDirectInputDevice8::SetDataFormat メソッドを呼び出し、c_dfDIMouse2 グローバル データ形式変数を渡す。

マウスは相対軸デバイスなので、マウス軸の絶対軸位置は、相対的な動きの累積として求められる。したがって、絶対軸位置は、他の絶対軸位置と比較する場合を除いて無意味である。

軸が相対モードの場合は、適切なメンバが位置の変化量を格納する。絶対モードの場合は、同じメンバが軸の絶対位置を格納する。

構造体の情報

ヘッダー	dinput.h
最低限のオペレーティング システム	Windows 98

参照

DIMOUSESTATE