ビデオ キャプチャ デバイスについて
ほとんどの新しいビデオ キャプチャ デバイスは Windows Driver Model (WDM) ドライバを使う。WDM アーキテクチャでは、Microsoft はクラス ドライバと呼ばれるハードウェアに依存しないドライバ セットを提供し、ハードウェア ベンダーはハードウェア固有のミニドライバを提供する。ミニドライバはデバイスに固有の機能を実装する。ほとんどの機能について、ミニドライバは Microsoft のクラス ドライバを呼び出す。
DirectShow フィルタ グラフで、すべての WDM キャプチャ デバイスは WDM ビデオ キャプチャ フィルタとして表示される。WDM ビデオ キャプチャ フィルタは、ドライバの特性に基づいて自分自身を構成する。このフィルタにはドライバにより与えられた名前が付くため、"WDM ビデオ キャプチャ フィルタ" というフィルタはグラフに表示されない。
一部の古いキャプチャ デバイスは今でも VFW (Video for Windows) ドライバを使っている。VFW ドライバは現在では旧形式だが、VFW キャプチャ フィルタを介して DirectShow でサポートされている。