CEnumMediaTypes::Next
Next メソッドは、指定した数のメディア タイプを取得する。このメソッドは IEnumMediaTypes::Next メソッドを実装する。
構文
HRESULT Next(
ULONG cMediaTypes,
AM_MEDIA_TYPE **ppMediaTypes,
ULONG *pcFetched
);
パラメータ
cMediaTypes
取得するメディア タイプの数。
ppMediaTypes
サイズ cPins の AM_MEDIA_TYPE 構造体へのポインタの配列。
pcFetched
メソッドが返すメディア タイプの数を受け取る変数のポインタ。cMediaTypes が 1 の場合、NULL を取り得る。
戻り値
次の表に示す、いずれかの HRESULT 値を返す。
値 | 説明 |
S_FALSE | 要求された数のメディア タイプを取得できなかった。 |
S_OK | 成功。 |
E_INVALIDARG | 無効な引数。 |
E_POINTER | NULL ポインタ引数。 |
VFW_E_ENUM_OUT_OF_SYNC | ピンの状態が変更され、現在その列挙子との一貫性がない。 |
注意
このメソッドが成功した場合、ppMediaTypes に指定した配列には AM_MEDIA_TYPE 構造体へのポインタが格納される。構造体の数は *pcFetched と等しい。DeleteMediaType 関数を呼び出して各メディア タイプを解放すること。
このメディアはピンの CBasePin::GetMediaType メソッドを呼び出してメディア タイプを取得する。
参照