clip エレメント
clip は、メディア ソースを指定する。
例
<clip src="sample.avi" start="1:05" stop="1:42.5" mstart="30" />
属性
clsid、framerate、lock、mlength、mstart、mstop、mute、src、start、stop、stream、stretchmode、userdata、userid、username
親/子 情報
親 | track |
子 | effect |
注意
clsid 属性は、ソースとして使うソース フィルタの CLSID を指定する。同じ clip エレメント内で、src と clsid の両方の属性を指定しないこと。
少なくとも 1 つの開始タイム属性 (start または mstart) と 1 つの終了タイム属性 (stop または mstop) を指定すること。開始タイム属性の一方が指定されなかった場合、その属性はデフォルトで 0 (start ではタイムラインの先頭、mstart ではクリップの先頭) に設定される。終了タイム属性の一方が指定されなかった場合、DES は通常の再生速度を想定し、それに従って未指定の終了タイムを計算する。終了タイムが両方とも指定された場合、必要であれば再生の速度は通常より速く、または遅くなる。
次の例では、タイムラインの時間幅は 7 秒 (stop - start) となる。通常の再生速度であれば、メディア終了タイムはデフォルトで 10 秒 (時間幅 + mstart) となる。
<clip start="2" stop="9" mstart="3" />
次の例では、メディア開始タイムはデフォルトで 0 となり、それによりメディアの時間幅は 10 秒となる。タイムラインの時間幅は 5 秒であるため、クリップの再生速度は通常の 2 倍の速度になる。
<clip start="5" stop="10" mstop="10" />
src 属性が静止画を指定する場合、DES はアニメーションを作成するために一連の静止画をロードしようとする。たとえば、src 属性が IMAGE001.BMP である場合、DES は IMAGE002.BMP、IMAGE003.BMP、IMAGE004.BMP などのファイルを検索する。それらのファイルが存在すれば、そのファイル名の数字の順序に従って、framerate 属性に指定された速度で表示される。
参照