CVideoTransformFilter クラス
CVideoTransformFilter クラスは、基本的には AVI デコンプレッサ フィルタの基底クラスとして設計されている。このクラスは、CTransformFilter クラスに品質コントロールのサポートを追加する。フィルタの Receive メソッドは、フィルタがストリーム中に収集するレンダラおよびパフォーマンス測定の品質メッセージに基づいて、フレームのドロップを決定できる。
フィルタがフレームをドロップする場合、次のキー フレームに達するまでドロップし続ける。MPEG ストリームの場合、フィルタは、B フレームと P フレームを区別しない。
プロテクト メンバ変数 | 説明 |
m_bQualityChanged | フィルタがフレームをドロップしたかどうかを示す。 |
m_bSkipping | フィルタが現在フレームをドロップしているかどうかを示す。 |
m_itrAvgDecode | フレームのデコードにかかった平均時間。 |
m_itrLate | サンプルがレンダラに到着する遅延時間を示す。 |
m_nFramesSinceKeyFrame | 最後のキー フレーム以降にフィルタが受け取ったフレーム数。 |
m_nKeyFramePeriod | キー フレーム間の間隔の最大値。 |
m_nWaitForKey | ドロップするデルタ フレームの現在の最大数。 |
m_tDecodeStart | 最新のサンプルのデコードにかかった時間。 |
プロテクト メソッド | |
AbortPlayback | ストリーム エラーの通知に使われる。 |
AlterQuality | 品質の変更が要求されたことをフィルタに通知する。 |
Receive | メディア サンプルを取得して処理し、ダウンストリーム フィルタに出力サンプルを出力する。 |
ShouldSkipFrame | フィルタが特定のサンプルをドロップすべきかどうかを調べる。 |
StartStreaming | フィルタがポーズ状態に切り替わったときに呼び出される。 |
パブリック メソッド | |
CVideoTransformFilter | コンストラクタ メソッド。 |
EndFlush | フラッシュ処理を終了する。 |