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DSEnumCallback

DSEnumCallback 関数は、DirectSound ドライバを列挙するアプリケーション定義のコールバック関数である。アプリケーションが呼び出した DirectSoundEnumerate 関数または DirectSoundCaptureEnumerate 関数に応答して、システムはこの関数を呼び出す。

構文

  BOOL CALLBACK DSEnumCallback(
  LPGUID
    lpGuid
  ,    
  LPCSTR
    lpcstrDescription
  ,  
  LPCSTR
    lpcstrModule
  ,   
  LPVOID 
   lpContext    

  );

パラメータ

lpGuid

列挙されているデバイス ドライバ、またはプライマリ デバイスの NULL を示す GUID のアドレス。この値を DirectSoundCreate8 または DirectSoundCaptureCreate8 関数に渡して、そのドライバのデバイス オブジェクトを作成できる。

lpcstrDescription

DirectSound デバイスの説明文を提供する、NULL で終わる文字列のアドレス。

lpcstrModule

このデバイスに対応する DirectSound ドライバのモジュール名を指定する、NULL で終わる文字列のアドレス。

lpContext

アプリケーション定義データのアドレス。これは、lpContext パラメータとして DirectSoundEnumerate または DirectSoundCaptureEnumerate に渡されるポインタである。

戻り値

ドライバの列挙が続く場合は TRUE、終了する場合は FALSE を返す。

注意

lpGuid、lpcstrDescription、lpcstrModule をポイントするメモリは、スコープ内でローカルである。これらの値を保存する場合は、グローバル メモリに配置する必要がある。

プライマリ デバイスは 2 度列挙される。lpGuid 内の NULL とそのパラメータ内の GUID とである。

要件

**  ヘッダー:**Dsound.h で宣言。

参照