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Web ページへのビデオ コントロールの埋め込み

このトピックは Windows XP にのみ適用。

Web ページにビデオ コントロールを埋め込むには、OBJECT タグを使う。CLASSID 属性または DATA 属性のいずれかを次のように指定できる。

  • <OBJECT ID="MSVidCtl" CLASSID="CLSID:B0EDF163-910A-11D2-B632-00C04F79498E"></OBJECT>
  • <OBJECT DATA="tv:"></OBJECT>

CLASSID 属性を指定するとビデオ コントロールが作成されるが、番組のチューニングは行われない。ビデオ コントロールがスクリプトを通してチューニング要求を受け取るまで、空白のビデオ矩形が表示される。DATA 属性を指定した場合、システム レジストリでデフォルトのチューニング要求が指定されていれば、ビデオ コントロールは自動的にその要求に基づいてチューニングされる。

デフォルトのチューニング要求は C++ を使って作成する必要がある。スクリプト ベースのアプリケーションではシステム レジストリへのアクセスはできない。デフォルトのチューニング要求は、特定のデバイスまたはサービスのインストール処理時に作成するか、C++ アプリケーションで作成できる。詳細については、「ICreatePropBagOnRegKey」を参照すること。

ビデオ コントロールはディスプレイ上に目に見える矩形として表示される。したがって、Web ページの BODY タグの内側に埋め込んで位置を指定する必要がある。矩形のサイズを指定するには、次の例に示すように WIDTH および HEIGHT 属性を使う。

<OBJECT DATA="tv:" WIDTH="320" HEIGHT="280"></OBJECT>

番組をチューニングするには、MSVidCtl オブジェクトの View メソッドを呼び出す。

dim objTuneRequest  ' チューニング要求
' チューニング要求を作成する (省略)
MSVidCtl.View objTuneRequest

チューニング要求オブジェクトの作成については、「チューニング要求の作成 (スクリプト)」を参照すること。

番組の視聴を開始するには、Run メソッドを呼び出す。

MSVidCtl.Run