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IAMLatency インターフェイス

IAMLatency インターフェイスは、グラフに適用される遅延時間をフィルタに報告させるためのメソッドを備えている。遅延時間は、フィルタがサンプルを処理するのに要する時間として定義される。ソース フィルタの場合、遅延時間は、フィルタの最大バッファ サイズを時間の単位で表したものである。たとえば、30 フレーム/秒の速度で 1 フレームをバッファリングするビデオ キャプチャ フィルタの場合、遅延時間は約 33 ミリ秒となる。

現在のところ、このインターフェイス単体での使用はサポートされていない。ライブ データまたはリアルタイム データをストリームするソース フィルタは、このインターフェイスを継承する IAMPushSource インターフェイスを実装する必要がある。

IAMLatency インターフェイスは、IUnknown から継承されるメソッドに加え、以下のメソッドを公開する。

メソッド 説明
GetLatency このフィルタに関連付けられている、予期される遅延時間を取得する。