IAMStreamConfig インターフェイス
IAMStreamConfig インターフェイスによってアプリケーションは、特定のキャプチャ フィルタおよび圧縮フィルタ上で、オーディオおよびビデオの出力フォーマットを設定できる。
出力サイズやフレーム レート (ビデオの場合)、サンプル レートやチャンネル数 (オーディオの場合) といったフォーマット プロパティを設定するには、このインターフェイスを使う。
フィルタは、それぞれの出力ピン上でこのインターフェイスを公開する。このインターフェイスを使うには、フィルタのピンを列挙し、IAMStreamConfig を問い合わせる。または、フィルタ グラフの構築に Capture Graph Builder オブジェクトを使っている場合は、ICaptureGraphBuilder2::FindInterface メソッドを呼び出すこともできる。たとえば、キャプチャ フィルタは、キャプチャ用とプレビュー用の別々のピンを備えていることがある。
フィルタ開発者への注意点 : キャプチャ フィルタまたは圧縮フィルタを作成している場合は、ビデオまたはオーディオの出力ピンでこのインターフェイスを実装すること。詳細については、「キャプチャ フォーマットと圧縮フォーマットの公開」を参照すること。
IAMStreamConfig インターフェイスは、IUnknown から継承されるメソッドに加え、以下のメソッドを公開する。
メソッド | 説明 |
GetFormat | 現在の出力フォーマットまたは優先出力フォーマットを取得する。 |
GetNumberOfCapabilities | このピンがサポートするフォーマット機能の数を取得する。 |
GetStreamCaps | フォーマット機能のセットを取得する。 |
SetFormat | ピン上で出力フォーマットを設定する。 |