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IAMTimelineSrc::IsNormalRate

IsNormalRate メソッドは、クリップが通常の再生速度で再生されるかどうか、つまり元のファイルの再生速度かどうかを示す。

構文

  HRESULT IsNormalRate(
    BOOL *pVal
);

パラメータ

pVal

クリップのレンダリング方法を示すブール値を受け取る変数へのポインタ。値が TRUE の場合、クリップは通常の再生速度で再生される。それ以外の場合、通常とは異なる速度で再生される。

戻り値

成功した場合は、S_OK を返す。それ以外の場合は、E_POINTER を返す。

注意

クリップの再生速度は、タイムライン タイムを基準とするメディアの開始タイムと終了タイムによって決まる。

Playback rate = (Media Stop — Media Start) / (Timeline Stop — Timeline Start)

この比が 1 に等しい場合、クリップは作成時の速度で再生される。それ以外の場合は、通常とは異なる速度で再生される。詳細については、「DirectShow 編集サービスにおける時間」を参照すること。

要件

ヘッダー : Qedit.h をインクルードする。このヘッダー ファイルは、バージョン 7 以降の Microsoft® Direct3D® のヘッダーとは互換性がない。

ライブラリ : strmiids.lib を使用。

参照