次の方法で共有

IAMVideoDecimationProperties インターフェイス

  • [アーティクル]

IAMVideoDecimationProperties インターフェイスによって、アプリケーションはビデオ デシメーションの発生場所を制御できる。このインターフェイスはオーバーレイ ミキサ フィルタで実装される。

ビデオ ウィンドウが表示中のビデオのネイティブ サイズよりも小さい場合、ビデオ レンダラは受信ビデオをデシメートする必要がある。つまり、ビデオを小さいサイズに縮小する必要がある。デシメーションは、次のいずれかの場所で実行できる。

  • VGA チップ上のオーバーレイ ハードウェア
  • ビデオ ポートに組み込みのスカラー (接続にビデオ ポートを使う場合)
  • ビデオをレンダラに供給するデコーダ

アプリケーションはこのインターフェイスでメソッドを呼び出し、特定のデシメーション方法を選択して、パフォーマンスを最適化できる。ただし、ほとんどのアプリケーションはこのインターフェイスを使うことはない。アプリケーションが特定のハードウェアをサポートするように設計されていない限り、オーバーレイ ミキサーのデフォルトのデシメーション動作を変更する必要はない。

IAMVideoDecimationProperties インターフェイスは、IUnknown から継承されるメソッドに加え、以下のメソッドを公開する。

メソッド 説明
QueryDecimationUsage 現在のデシメーション方法を取得する。
SetDecimationUsage デシメーション方法を設定する。