次の方法で共有


IBDA_EthernetFilter インターフェイス

IBDA_EthernetFilter インターフェイスは、ネットワーク プロバイダ上で実装される。メソッドは BDA IPSink フィルタが呼び出し、アプリケーションが要求するマルチキャスト イーサネット アドレスのリストをネットワーク プロバイダに渡す。次に、ネットワーク プロバイダは、登録されているすべてのトランスポート情報フィルタ (TIF) に新しいアドレスを通知する。TIF はこれらのアドレスを PID にマッピングし、その PID をネットワーク プロバイダに返す。ネットワーク プロバイダは、MPEG-2 デマルチプレクサ上の IP データ出力ピンの PID リストをリセットする。これによって、指定した PID 上の IP データは、グラフのデータ サービス セグメントを経由して、アプリケーションがデータを受け取ることができる Winsock にルーティングされる。IBDA_IPV4Filter インターフェイスは、IPv4 マルチキャスト アドレスと同じ機能を実行する。

IUnknown から継承したメソッドに加えて、IBDA_EthernetFilter インターフェイスは次のメソッドを公開する。

メソッド 説明
GetMulticastList ネットワーク プロバイダによって格納されたマルチキャスト アドレスのリストを取得する。
GetMulticastListSize 現在リスト内にあるアドレスの数を取得する。
GetMulticastMode マルチキャスト モードを取得する。
PutMulticastList ネットワーク プロバイダ上のマルチキャスト アドレスのリストを指定する。