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IDVRGB219::SetRGB219

  • [アーティクル]

SetRGB219 メソッドは、DV のエンコードおよびデコード用のダイナミック レンジを制御する。

DV ビデオ フォーマットは、16 ～ 235 のダイナミック レンジを持っている。デフォルトでは、DV ビデオ デコーダが 24 ビット RGB または 32 ビット RGB にデコードする場合、カラーの範囲を 0 ～ 255 に拡張する。同様に、DV ビデオ エンコーダは 24 ビット RGB を 16 ～ 235 の範囲に圧縮する。RGB-219 モードでは、デコーダはカラーの範囲を拡張せず、エンコーダはカラーの範囲を圧縮しない。SetRGB219 メソッドを使って、デフォルト モードと RGB-219 モードを切り替える。

構文

  HRESULT SetRGB219(
  BOOL bState
);

パラメータ

bState

[in] フィルタのエンコード動作またはデコード動作を指定するブール型の値。

値 説明
TRUE RGB-219 モードを有効にする。
FALSE RGB-219 モードを無効にする。デフォルト モードを使う。

戻り値

成功した場合は S_OK を返す。それ以外の場合は HRESULT エラー コードを返す。

注意

エンコーダの場合、入力タイプが RGB-24 でない限り、このメソッドを呼び出しても効果はない。デコーダの場合、出力タイプが RGB-24 または RGB-32 でない限り、このメソッドを呼び出しても効果はない。

参照