IKsPropertySet インターフェイス
IKsPropertySet インターフェイスは、API を拡張することなく利用できる拡張機能をドライバが提供できるようにする。DirectSound は、サウンド ドライバのプロパティへのアクセス用に、このインターフェイスをサポートする。
IKsPropertySet インターフェイスは、WDM KS (Win32® ドライバ モデルのカーネル ストリーミング) アーキテクチャの一部である。
注 Dsound.h でのこのインターフェイスの宣言は、Ksproxy.h および Strmif.h での宣言とは異なる。プロジェクトに Ksproxy.h か Strmif.h が含まれていて、DirectSound の実装を使いたい場合は、まず Dsound.h をインクルードすること。インクルードしないと、IKsPropertySet のメソッドが呼び出されたときに、アプリケーションが応答しなくなる可能性がある。
このインターフェイスを取得するには、DirectSound バッファの任意のインターフェイスの QueryInterface メソッドを呼び出す。
IUnknown から継承するメソッドのほかに、IKsPropertySet インターフェイスは以下のメソッドを公開している。
メソッド | 説明 |
Get | プロパティ セットの項目に対するデータを取得する。 |
QuerySupport | プロパティ セットのプロパティが、ポートまたはデバイスでサポートされているかどうかを確認する。 |
Set | プロパティ セットのプロパティの値を設定する。 |
要件
** ヘッダー:**dsound.h で宣言。
参照