ILocator インターフェイス
ILocator 基底クラス インターフェイスは、チューニング空間に関する情報が格納された Locator オブジェクトに、その派生インターフェイス (IATSCLocator など) を通じて実装する。この基底インターフェイスを直接使うのではなく、特定のネットワーク タイプに固有の派生インターフェイスを介してのみ使用される。Locator オブジェクトは、チューニング空間に関する必要な情報を持つガイド ストア ローダーによって動的に作成できる。また、チューニング空間をインストールするサード パーティが、チューニング空間のデフォルトのロケータをインストールすることもできる。いずれの場合も、特定のテストやデバッグ以外では、アプリケーションはロケータを作成したり、調べたりしない。すべての Locator オブジェクトは、IPersistPropertyBag もサポートする。
IUnknown から継承したメソッドに加えて、ILocator インターフェイスは次のメソッドを公開する。
メソッド | 説明 |
Clone | ロケータのコピーを作成する。 |
get_CarrierFrequency | RF 信号の周波数を取得する。 |
get_InnerFEC | 使用する内部前方誤り訂正のタイプを取得する。 |
get_InnerFECRate | 内部 FEC レートを取得する。 |
get_Modulation | 変調タイプを取得する。 |
get_OuterFEC | 使用する外部前方誤り訂正のタイプを取得する。 |
get_OuterFECRate | 外部 FEC レートを設定する。 |
get_SymbolRate | QPSK シンボル レートを取得する。 |
put_CarrierFrequency | RF 信号の周波数を設定する。 |
put_InnerFEC | 使用する内部前方誤り訂正のタイプを設定する。 |
put_InnerFECRate | 内部 FEC レートを設定する。 |
put_Modulation | 変調タイプを設定する。 |
put_OuterFEC | 使用する内部前方誤り訂正のタイプを設定する。 |
put_OuterFECRate | 外部 FEC レートを設定する。 |
put_SymbolRate | QPSK シンボル レートを設定する。 |