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IScanningTuner インターフェイス

  • [アーティクル]

IScanningTuner インターフェイスは、BDA ネットワーク プロバイダ フィルタ上で実装される。このインターフェイスは、ITuner を継承し、有効な番組の検索をサポートするチューナーを直接制御する。クライアントは、このインターフェイスに含まれるメソッドのいずれかを呼び出す前に、有効なチューニング空間を提供する必要がある (ITuner::put_TuningSpace または ITuner::put_TuneRequest を使用)。このインターフェイスは、出力用の IBroadcastEvent インターフェイスと共に使うようになっている。

注 : このインターフェイスを使うのは、Microsoft® Windows® 9.x または Windows 2000 で実行するように作成されたアプリケーションだけである。Windows XP では、ビデオ コントロールがネットワーク プロバイダとのすべてのチューニングのやり取りを処理する。

IScanningTuner インターフェイスは、ITuner から継承するメソッド以外に以下のメソッドも公開する。

メソッド 説明
AutoProgram 有効な番組を持つチャンネルをすべてスキャンする。
ScanDown チャンネルを、有効な番組を持つ 1 つ下のチャンネルに切り替え、指定された時間 (ミリ秒) ポーズする処理を取り消されるまで繰り返す。
ScanUp チャンネルを、有効な番組を持つ 1 つ上のチャンネルに切り替え、指定された時間 (ミリ秒) ポーズする処理を取り消されるまで繰り返す。
SeekDown チャンネルを、有効な番組を持つ 1 つ下のチャンネルに切り替える。
SeekUp チャンネルを、有効な番組を持つ 1 つ上のチャンネルに切り替える。

注意

現在、DVB-C および DVB-S ネットワーク プロバイダ フィルタは、このインターフェイスを実装しない。インターフェイスは DVB-T のために実装される。