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ITuningSpace インターフェイス

ITuningSpace インターフェイスは、ネットワーク固有のチューニング空間すべてに共通の機能を提供する。アプリケーションは SystemTuningSpaces コレクションからチューニング空間を取得できる。チューニング空間は一般的に、IATSCTuningSpace のように、ITuningSpace を継承するインターフェイスを公開する。

IDispatch から継承したメソッドに加えて、ITuningSpace インターフェイスは次のメソッドを公開する。

メソッド 説明
Clone チューニング空間の新しいコピーを作成する。
CreateTuneRequest 空の (初期化されていない) チューニング要求を表す COM オブジェクトを作成する。
EnumCategoryGUIDs (現時点では未実装)。DirectShow カテゴリ GUID を列挙する列挙子を作成する。カテゴリ GUID は、チューニング空間をサポートするフィルタの種類を表す。
EnumDeviceMonikers (現時点では未実装)。このチューニング空間をサポートするチューナー入力 (フィルタ) を表すデバイス モニカの列挙子を作成する。
get__NetworkType チューニング空間のネットワーク タイプを GUID として取得する。
get_CLSID チューニング空間の CLSID を BSTR として取得する。
get_DefaultLocator チューニング空間のデフォルトのロケータを取得する。
get_DefaultPreferredComponentTypes 優先コンポーネント タイプのリストを返す。優先コンポーネント タイプは、優先オーディオ ストリームなどのパラメータを指定する。
get_FrequencyMapping ネットワーク プロバイダが以前作成した周波数マッピングを取得する。
get_FriendlyName チューニング空間のローカライズされたフレンドリ名を取得する。
get_NetworkType チューニング空間のネットワーク タイプを BSTR として取得する。
get_UniqueName チューニング空間の一意の名前を取得する。一意の名前は略称か GUID である。
put__NetworkType このチューニング空間のネットワーク タイプを CLSID として設定する。
put_DefaultLocator チューニング空間のデフォルトのロケータを設定する。
put_DefaultPreferredComponentTypes 優先コンポーネント タイプのリストを作成する。優先コンポーネント タイプは、優先オーディオ ストリームなどのパラメータを指定する。
put_FrequencyMapping 周波数とチャンネルのマッピング、周波数と中継器のマッピング、またはキャリア周波数から周波数識別子への、チューニング空間に適したその他のあらゆるマッピングを作成する。
put_FriendlyName チューニング空間のローカライズされたフレンドリ名を設定する。
put_NetworkType このチューニング空間のネットワーク タイプを BSTR として設定する。
put_UniqueName チューニング空間の一意の名前を設定する。一意の名前は略称か GUID である。