IVideoWindow::put_BackgroundPalette
put_BackgroundPalette メソッドは、ビデオ ウィンドウがパレットをバックグラウンドで実現するかどうかを指定する。
構文
HRESULT put_BackgroundPalette(
long BackgroundPalette
);
パラメータ
BackgroundPalette
[in] ビデオ レンダラでパレットをバックグラウンドで実現するかどうかを指定する値。次のいずれかの値を指定する。
値 | 説明 |
OATRUE | ビデオ レンダラは、パレットをバックグラウンドで実現する。 |
OAFALSE | ビデオ レンダラは、パレットをバックグラウンドで実現しない。(デフォルト)。 |
戻り値
次のいずれかの値を返す。
値 | 説明 |
E_INVALIDARG | 無効な引数。 |
S_OK | 成功。 |
VFW_E_NOT_CONNECTED | ビデオ レンダラ フィルタが接続されていない。 |
注意
BackgroundPalette が OATRUE で、ビデオ イメージがパレットを必要とする場合、ビデオ レンダラはそのパレットをバックグラウンドで実現する。これは、パレットが使う色がすべて、描画前にディスプレイ パレット内の最も近い色に変更されることを意味する。これにより、アプリケーションのパレットが乱れないことが保証される。ただし、これによってビデオのパフォーマンスが大幅に低下する。
参照