IVMRDeinterlaceControl9::SetDeinterlaceMode
SetDeinterlaceMode メソッドは、指定されたビデオ ストリームの非インターレース モードを設定する。
構文
HRESULT SetDeinterlaceMode(
DWORD dwStreamID,
GUID *lpDeinterlaceMode,
);
パラメータ
dwStreamID
[in] 設定するビデオ ストリームのインデックス。すべてのストリームを設定するには、値 0xFFFFFFFF を使う。
lpDeinterlaceMode
[in] 非インターレース モードを指定する GUID へのポインタ。非インターレース処理をオフにするには、値 GUID_NULL を使う。
戻り値
HRESULT 値を返す。可能な値は次のとおりである。
戻りコード | 説明 |
E_INVALIDARG | 無効なストリーム番号。 |
E_POINTER | NULL ポインタ引数。 |
S_OK | 成功。 |
VFW_E_VMR_NOT_IN_MIXER_MODE | VMR はミキサー モードではない。 |
注意
アプリケーションがモードを指定しない場合、VMR ではデフォルトで、ドライバが報告した最初のモードに設定される。いずれの場合でも、VMR が優先モードを使えない場合は、IVMRDeinterlaceControl9::SetDeinterlacePrefs メソッドで指定された別のモードにフォール バックする。
SetDeinterlaceMode メソッドは、VMR に対する新しい接続についてのみ有効である。一部の非インターレース モードには、追加の参照サンプルが利用できるようにする必要がある。正確な数はモードによって異なる。VMR は、これらの追加サンプルに対応するサーフェイスを割り当てる。クライアントは、サーフェイスが割り当てられる前に非インターレース モードを設定する必要がある。サーフェイス割り当ては、次のいずれかの後で行われる。
- 動的再接続を含む、ピン接続。
- 動的なフォーマット変更 (アップストリーム フィルタが IPin::ReceiveConnection を呼び出して新しいフォーマットを指定する)。
- 解像度の変更。
- モニタの変更。
要件
D3d9.h、Vmr9.h をインクルードすること。
参照