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IVMRMixerBitmap インターフェイス

Video Mixing Renderer フィルタ 7 (VMR-7) を使っている場合、アプリケーションは IVMRMixerBitmap インターフェイスを使って、ビットマップまたは DirectDraw サーフェイスからの静止画像をビデオ ストリームにブレンドできる。VMR-9 の場合は、インターフェイスを使う。

イメージは何度でも VMR に渡すことができるが、1 秒間に複数回イメージを変更するとレンダリングするビデオのパフォーマンスと滑らかさに影響する。新しいイメージは、VMR がレンダリングする次回以降のすべてのビデオ フレームとブレンドされる。

内部では、VMR は自身のミキサー コンポーネントを使ってブレンディング操作を実行する。したがって、VMR はビデオの再生を開始する前に正しく構成しておく必要がある。ビデオ ストリームが 1 つしかない場合でも、アプリケーションは "1" の値を指定して IVMRFilterConfig::SetNumberOfStreams を呼び出し、VMR にミキサーとコンポジタをロードさせる必要がある。イメージには、ピクセル単位で埋め込まれたのアルファ情報を含めることができる。これによって、イメージに透過な領域を含めることができる。また、透過領域はカラー キー値を使っても設定できる。イメージの変化は、フィルタ グラフの実行中に画面上でのみ見ることができる。

IVMRMixerBitmap インターフェイスは、IUnknown から継承するメソッド以外に以下のメソッドも公開する。

IVMRMixerBitmap メソッド 説明
GetAlphaBitmapParameters 現在のイメージのコピーと関連するブレンディング引数を取得する。
SetAlphaBitmap 新しいビットマップ イメージとビットマップの転送元位置、転送先矩形でのレンダリング方法と位置を指定する。
UpdateAlphaBitmapParameters ビットマップ位置、サイズ、ブレンディング値を変更する。