IVMRMixerControl9::SetOutputRect
SetOutputRect メソッドは、合成矩形内にある、このストリームの位置を設定する。
構文
HRESULT SetOutputRect(
DWORD dwStreamID,
const VMR9NormalizedRect* pRect
);
パラメータ
dwStreamID
[in] 入力ストリームを指定する。
pRect
[in] 合成空間で矩形の位置を指定する NORMALIZEDRECT 構造体へのポインタ。
戻り値
メソッドは、HRESULT を返す。可能な値は次の一覧のとおりである。
値 | 説明 |
S_OK | メソッドが成功した。 |
E_POINTER | pRect が無効である。 |
VFW_E_NOT_CONNECTED | ピンが接続されていない。 |
注意
この矩形は合成空間内に存在するため、"無効な" 矩形というものはない。たとえば、左を右よりも大きい値に設定すると、ビデオは x 方向に反映される。空の矩形を指定すると、このストリームはオフになる。
要件
D3d9.h、Vmr9.h をインクルードすること。
参照