メリット
グラフを作成中に、フィルタ グラフ マネージャがフィルタを試行する順序を定義する。
構文
enum
{
MERIT_PREFERRED = 0x800000,
MERIT_NORMAL = 0x600000,
MERIT_UNLIKELY = 0x400000,
MERIT_DO_NOT_USE = 0x200000,
MERIT_SW_COMPRESSOR = 0x100000,
MERIT_HW_COMPRESSOR = 0x100050
};
注意
各フィルタには、メリット値が登録される。フィルタ グラフ マネージャは、グラフを作成するときに、適切なメディア タイプに登録されているすべてのフィルタを列挙する。次にフィルタ グラフ マネージャは、メリットの上位から下位の順にフィルタを試行する。(メリット値が同じフィルタに対しては別の条件を適用する。)フィルタ グラフ マネージャは、メリット値が MERIT_DO_NOT_USE 以下のフィルタは試行しない。
通常、再生において考慮されるべきではないフィルタは、MERIT_DO_NOT_USE 以下のメリットを持つ必要がある。フィルタには、ここに挙げていない中間値 (たとえば MERIT_NORMAL + 1) を登録できる。
参照