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デコーダの要件

サンプルを VMR に送信するデコーダは次の規則に従う必要がある。

  • ビデオ フレームごとに 1 つのサブピクチャ フレームを VMR に送信する必要がある。2 つのフレームは同じタイム スタンプにすること。
  • サブピクチャが変わっていない場合は、IMemAllocator::GetBuffer メソッドで AM_GBF_NOTASYNCPOINT フラグを使い、VMR に送信された最後のフレームが入ったバッファをアロケータが返すようにさせる。サンプルに新しいタイム スタンプを付け、再度 VMR に送信する。サブピクチャ フレームが空である場合も、送信すること。VMR は空のフレームを検出し、ビデオとはブレンドしない。このテストは VGA チップにより行われるため、再生のパフォーマンスには影響しない。
  • ライブ ストリームを除くすべてのサンプルには、有効な開始タイム スタンプと終了タイム スタンプをアタッチする必要がある。(DVD はライブ ストリームではない。)
  • メディア サンプルのタイム スタンプは連続していなければならない。
  • デコーダは VMR に対応しており、グラフ作成者が使えなければならない。
  • サブピクチャ ストリームはピクセル単位の組み込みアルファ値を含んでいる必要がある。サブピクチャには、ARGB4444 サーフェイス タイプが最も適している。
  • サブピクチャのストライドがサーフェイス幅と同じであるとは想定しないこと。VMR では必ずしも当てはまらない。

参照