複数の入力デバイスからの選択 (スクリプト)
このトピックは Windows XP にのみ適用。
複数の TV チューナー カードを使うシステムもある。同じタイプのカードを複数使用していることもあり得る。このような場合に対処するために、アプリケーションでは、フィルタ グラフの作成時に使う特定のハードウェアを指定する方法をユーザーに提供する必要がある。アプリケーションはシステム上の使用可能な TV チューナー デバイスのコレクションを取得する。その際、取得したい各デバイス カテゴリの GUID を指定する。現在、2 つのカテゴリがサポートされている。アプリケーションではビデオ コントロールの InputActive プロパティを使って、ユーザーがアクティブなデバイスを選択できるようにする。
次の表は、ビデオ コントロールが認識する TV チューナー デバイス カテゴリのクラス ID 文字列を示している。
デバイス カテゴリ | クラス ID 文字列 |
非 BDA アナログ TV チューナー | {A799A800-A46D-11D0-A18C-00A02401DCD4} |
BDA 互換 TV チューナー | {71985F4B-1CA1-11D3-9CC8-00C04F7971E0} |
次の例は、使用可能な BDA 互換チューニング デバイスのコレクションを取得する方法を示している。簡略化のため、このコードでは単にコレクションの最初の項目をアクティブな入力として設定している。
Dim objInputs
Set objInputs = MSVidCtl.InputsAvailable("{71985F4B-1CA1-11D3-9CC8-00C04F7971E0}")
MSVidCtl.InputActive = objInputs(0)