ビルド環境の設定
ここでは、Microsoft® DirectShow® のアプリケーションをビルドする方法を説明する。プロジェクトのビルドは、コマンド ラインから行うことも、Microsoft® Visual Studio® 環境から行うこともできる。
ヘッダー ファイル
すべての DirectShow アプリケーションでは、次の表のヘッダー ファイルが使われる。
ヘッダー ファイル | 用途 |
Dshow.h | すべての DirectShow アプリケーション |
DirectShow インターフェイスによっては、追加のヘッダー ファイルが必要なこともある。その詳細は、インターフェイスの説明に含まれている。
ライブラリ ファイル
DirectShow では、次の表のライブラリ ファイルが使われる。
ライブラリ ファイル | 説明 |
Strmiids.lib | クラス識別子 (CLSID) とインターフェイス識別子 (IID) エクスポートする。すべての DirecShow アプリケーションにはこのライブラリが必要。 |
Quartz.lib | AMGetErrorText 関数をエクスポートする。この関数を呼び出さない場合、このライブラリは必要ない。 |
ビルド環境では、DirectX SDK の Include ディレクトリと Lib ディレクトリを Visual Studio の検索パスの先頭に配置すること。これによってこれらのファイルの最新バージョンが使える。
参照