ファイルからテープへの DV の送信
DV AVI ファイルから VTR テープへの送信は、ファイルが type-1 にも type-2 にもなり得るため若干複雑である。DV ファイルをテープに送信するには、次の作業を行う。
- MSDV ドライバ フィルタのインスタンスを作成する。詳細については、「キャプチャ デバイスの選択」を参照すること。
- 「Capture Graph Builder について」の説明に従って、Capture Graph Builder を初期化する。
- 次のファイル タイプに応じて、グラフを作成する。
- 「DV カムコーダの制御」の説明に従って、デバイスを録画ポーズ モードにする。
- フィルタ グラフをポーズする。ポーズ中、フィルタ グラフはビデオの最初のフレームを繰り返す連続ストリームを送る。
- 送信を開始するには、デバイスを録画モードにしてから、フィルタ グラフを実行する。デバイスは、録画ヘッドが録画可能になるまでにある程度時間がかかるため、グラフを実行する前に 2 秒ほど待つ。こうすると、テープの開始部でいくつかのフレームが重複するが、データが失われることがなくなる。
注 カムコーダは、VTR モードでなければならない。「デバイス タイプ」を参照すること。