ビデオ コントロールでのストリーム バッファ エンジンの使い方
このトピックは Windows XP Service Pack 1 にのみ適用。
ビデオ コントロールはストリーム バッファ エンジンを使ってライブ ビデオをポーズさせることができる。
そのためには、ビデオ コントロールのインスタンスを 2 つ作成する。1 つ目はチューニング要求を作成し、ストリーム バッファにコンテンツを記録するためのインスタンスであり、2 つ目はストリーム バッファに含まれるコンテンツを再生するためのインスタンスである。
ビデオ コントロールの 1 つ目のインスタンスを使って、以下のことを行う。
- チューニング要求を作成する。
- View メソッドを呼び出してチューニング要求をビデオ コントロールに渡す。
- ビデオ エンコーダ フィーチャー (CLSID_MSVidEncoder) をアクティブ フィーチャー コレクションに追加する。
- GUID_NULL カテゴリの使用可能な出力デバイスを列挙する。ストリーム バッファ シンク デバイスを検索し、それをアクティブな出力デバイスに設定する。
- 出力デバイスのファイル名を指定する。
- ビデオ レンダリングおよびオーディオ レンダリングを無効にする。
- ビデオ コントロールを実行する。
ビデオ コントロールの 2 つ目のインスタンスを使って、以下のことを行う。
- GUID_NULL カテゴリの使用可能な入力デバイスを列挙する。ストリーム バッファ ソース デバイスをアクティブな入力デバイスとして設定する。
- ビデオ コントロールの 1 つ目のインスタンスのステップ 5 で使ったのと同じファイル名を指定する。
- ビデオ コントロールを実行する。
参照