VMR9ProcAmpControlRange 構造体
VMR9ProcAmpControlRange 構造体は、イメージ調整プロパティに対応する有効な範囲を指定する。範囲は、グラフィック デバイス ドライバによって異なる。この構造体は、Video Mixing Renderer 9 フィルタ (VMR-9) で使われる。
構文
typedef struct _VMR9ProcAmpControlRange
{
DWORD dwSize;
VMR9ProcAmpControlFlags dwProperty;
float MinValue;
float MaxValue;
float DefaultValue;
float StepSize;
} VMR9ProcAmpControlRange;
メンバ
dwSize
構造体のサイズ (バイト単位)。呼び出し元がこのフィールドを設定する必要がある。
dwFlags
照会するイメージ調整プロパティを VMR9ProcAmpControlFlags 列挙のメンバとして指定する。呼び出し元がこのフィールドを設定する必要がある。
MaxValue
プロパティの最大値を指定する。ドライバがこのフィールドを設定する。
MinValue
プロパティの最小値を指定する。ドライバがこのフィールドを設定する。
DefaultValue
プロパティのデフォルト値を指定する。デフォルト値とは、イメージを変更しない値のことである。ドライバがこのフィールドを設定する。
StepSize
MinValue から MaxValue への有効な増分を指定する。ドライバがこのフィールドを設定する。
参照
- DirectShow 構造体
- IVMRMixerControl9::GetProcAmpControlRange