次の方法で共有


DirectMusic の新機能

DirectX 9.0 では、DirectMusic のアプリケーション プログラミング インターフェイス (API) は大きく変更されてはいない。ただし、さまざまなパフォーマンスの改善が行われている。一番大きな変更は、ソフトウェア シンセサイザを再生しているオーディオパスの使用時に、DirectMusic がより速い応答をさせるための、待ち時間の短い新規の DirectSound シンクである。これは、DirectMusic の多様な機能を活用しながらも、待ち時間の短いサウンド エフェクトを必要とするサウンド デザイナおよび作曲者が興味を持つ変更である。詳細については、「遅延時間の短縮」を参照すること。

いくつかの新機能が、DirectMusic Producer で作成されたコンテンツに追加されている。たとえば、ウェーブ トラックのストリーム ウェーブを、アンビエント サウンドを容易に作成するためにループさせることができ、このループはクロック タイムで実行できるので、ループ ウェーブはテンポの違いの影響を受けない。詳細については、DirectMusic Producer のヘルプの「What’s New in This Release」を参照すること。

DirectMusic のスタイルの大きなライブラリが、スタイルをオーディションするためのアプリケーションと共に、SDK に追加された。

さらに、SDK インストール先の \bin\DXUtils\AppWizard フォルダにある 2 つの新しいツールを利用できる。

  • DMToolWizard.awx は、DirectMusic ツールを作成するためのウィザードである。
  • AEDMOWiz.awx は、エフェクトの DMO を作成するためのウィザードである。

参照