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PIX での再生のキャプチャー

PIX では、アプリケーションの実行時の Direct3D 呼び出しをキャプチャーできるのと同じように、別のキャプチャーの再生から情報をキャプチャーすることもできます。

この機能は、実験によってファイルに直接保存された、再生可能な Direct3D 呼び出しストリームであるキャプチャー (たとえば、「フルストリーム キャプチャー Direct3D」という種類のキャプチャー) に対してのみ使用できます。これは、フレームが 1 つのみ含まれている大規模なキャプチャーのサブセットであるキャプチャーを作成する場合などに有効です。

再生のキャプチャーは、PIX 実行 (.PIXRun) ファイルをターゲット プログラムとして指定する実験を実行することによって行われます。ボタンをクリックして、またはメニューから [Start Experiment] アクションが開始されると、PIX によって .PIXRun ファイルのデータが再生され、実行中のアプリケーションからキャプチャーするのと同じように Direct3D 呼び出しがキャプチャーされます。

たとえば、基本ビューの [Program path] で PIX 実行ファイルを指定します。

図形 1.  再生可能な呼び出しストリームからのシングルフレーム キャプチャーの指定

Cc627102.dxsdk_performance_tools_pix_using_advanced_replay_basic(ja-jp,VS.85).gif

より複雑なキャプチャー指定が必要な場合は、詳細ビューの [Target Program] サブタブの [Program path] で PIX 実行ファイルを指定します。

図形 2.  実験の詳細ビューでの再生可能な呼び出しストリームの指定

Cc627102.dxsdk_performance_tools_pix_using_advanced_replay_advanced(ja-jp,VS.85).gif

関連項目

PIX データのキャプチャー - 高度な使用