D3DX インターフェイス
D3DX には、次のインターフェイスがあります。
図形 1. D3DX10 のインターフェイス継承ツリー
ここでは、D3DX ユーティリティ ライブラリによって提供されるコンポーネント オブジェクト モデル (COM) インターフェイスのリファレンス情報について説明します。D3DX ユーティリティ ライブラリでは、次のインターフェイスを使用します。
インターフェイス | 説明 |
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ID3DX10DataLoader インターフェイス | データを非同期に読み込むために ID3DX10ThreadPump インターフェイス で使用されるデータ読み込みオブジェクトです。 |
ID3DX10DataProcessor インターフェイス | 読み込んだデータを非同期に処理するために ID3DX10ThreadPump インターフェイス で使用されるデータ処理オブジェクトです。 |
ID3DX10Font インターフェイス | ID3DX10Font インターフェイスは、特定のデバイスで特定のフォントをレンダリングするのに必要なテクスチャーとリソースをカプセル化します。 |
ID3DX10Mesh インターフェイス | アプリケーションでメッシュ オブジェクトを操作するときには、ID3DX10Mesh インターフェイスのメソッドを使用します。 |
ID3DX10MeshBuffer インターフェイス | |
ID3DX10SkinInfo インターフェイス | ID3DX10SkinInfo を使用すると、メッシュのボーンと頂点の関係の最適化、処理、および手動による設定を行うことができます (Wikipedia の骨組みアニメーションについての説明を参照してください)。これは、DCC アプリケーション (3DS Max や Maya など) によってエクスポートされた .x ファイルのハードウェアでの使いやすさを改善し、スキン メッシュのソフトウェア レンダリング モードでのレンダリング速度を向上させるのに最も有効です。 |
ID3DX10Sprite インターフェイス | ID3DX10Sprite インターフェイスでサポートされている各種メソッドは、Microsoft Direct3D を使用してスプライトを描画するときの手順を簡単にします。 |
ID3DX10ThreadPump インターフェイス | タスクを非同期に実行するために使用します。このオブジェクトはかなりの量のリソースを必要とするため、通常は、アプリケーションごとに 1 つだけ作成してください。 |
ID3DXMatrixStack インターフェイス | アプリケーションで行列スタックを操作するときには、ID3DXMATRIXStack インターフェイスのメソッドを使用します。 |