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D3DBLENDOP

サポートされているブレンディング処理を定義します。用語の定義については、「解説」を参照してください。

typedef enum D3DBLENDOP
{
    D3DBLENDOP_ADD = 1,
    D3DBLENDOP_SUBTRACT = 2,
    D3DBLENDOP_REVSUBTRACT = 3,
    D3DBLENDOP_MIN = 4,
    D3DBLENDOP_MAX = 5,
    D3DBLENDOP_FORCE_DWORD = 0x7fffffff,
} D3DBLENDOP, *LPD3DBLENDOP;

定数

  • D3DBLENDOP_ADD
    転送元に転送先を加算したものを結果とします。結果 = 転送元 + 転送先
  • D3DBLENDOP_SUBTRACT
    転送元から転送先を減算したものを結果とします。結果 = 転送元 - 転送先
  • D3DBLENDOP_REVSUBTRACT
    転送先から転送元を減算したものを結果とします。結果 = 転送先 - 転送元
  • D3DBLENDOP_MIN
    転送元と転送先のうち小さい方の値を結果とします。結果 = MIN(転送元, 転送先)
  • D3DBLENDOP_MAX
    転送元と転送先のうち大きい方の値を結果とします。結果 = MAX(転送元, 転送先)
  • D3DBLENDOP_FORCE_DWORD
    コンパイル時に、この列挙型のサイズを 32 ビットにするために定義されています。この値を指定しない場合、一部のコンパイラでは列挙型を 32 ビット以外のサイズでコンパイル可能です。この定数が使用されることはありません。

解説 

転送元、転送先、および結果の定義は、以下のとおりです。

用語 説明
Source 入力 処理前の転送元ピクセルの色。
Destination 入力 処理前の転送先バッファー内のピクセルの色。
結果 出力 処理の結果得られるブレンディングされた色である、戻り値。

この列挙型は、以下のレンダリング ステートで使用される値を定義します。

  • D3DRS_BLENDOP
  • D3DRS_BLENDOPALPHA

要件

ヘッダー: D3D9Types.h 宣言

関連項目

D3DCAPS9, D3DRENDERSTATETYPE