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D3DTEXTURETRANSFORMFLAGS

テクスチャー座標トランスフォームの値を定義します。

typedef enum D3DTEXTURETRANSFORMFLAGS
{
    D3DTTFF_DISABLE = 0,
    D3DTTFF_COUNT1 = 1,
    D3DTTFF_COUNT2 = 2,
    D3DTTFF_COUNT3 = 3,
    D3DTTFF_COUNT4 = 4,
    D3DTTFF_PROJECTED = 256,
    D3DTTFF_FORCE_DWORD = 0x7fffffff,
} D3DTEXTURETRANSFORMFLAGS, *LPD3DTEXTURETRANSFORMFLAGS;

定数

  • D3DTTFF_DISABLE
    テクスチャー座標はラスタライザーに直接渡されます。
  • D3DTTFF_COUNT1
    ラスタライザーは 1D テクスチャー座標を想定します。この値は固定機能の頂点処理で使用します。プログラム可能な頂点シェーダーを使用するときは、0 に設定します。
  • D3DTTFF_COUNT2
    ラスタライザーは 2D テクスチャー座標を想定します。この値は固定機能の頂点処理で使用します。プログラム可能な頂点シェーダーを使用するときは、0 に設定します。
  • D3DTTFF_COUNT3
    ラスタライザーは 3D テクスチャー座標を想定します。この値は固定機能の頂点処理で使用します。プログラム可能な頂点シェーダーを使用するときは、0 に設定します。
  • D3DTTFF_COUNT4
    ラスタライザーは 4D テクスチャー座標を想定します。この値は固定機能の頂点処理で使用します。プログラム可能な頂点シェーダーを使用するときは、0 に設定します。
  • D3DTTFF_PROJECTED
    このフラグは固定機能のピクセル パイプラインと、ps_1_1 から ps_1_3 までのバージョンのプログラム可能なピクセル パイプラインで受け入れられます。テクスチャー ステージでテクスチャーの射影が有効なら、4 つの浮動小数点値をすべて対応するテクスチャー レジスタに書き込まなければなりません。各テクスチャー座標は、ラスタライザーに渡される前に最後の要素で分割されます。たとえば、このフラグの他に D3DTTFF_COUNT3 が指定されている場合、1 番目および 2 番目のテクスチャー座標は 3 番目の座標で分割されてからラスタライザーに渡されます。
  • D3DTTFF_FORCE_DWORD
    コンパイル時に、この列挙型のサイズを 32 ビットにするために定義されています。この値を指定しない場合、一部のコンパイラでは列挙型を 32 ビット以外のサイズでコンパイル可能です。この定数が使用されることはありません。

解説 

テクスチャー座標は 4 x 4 行列でトランスフォームしてからラスタライザーに渡すことができます。テクスチャー座標のトランスフォームを設定するには、IDirect3DDevice9::SetTextureStageState を呼び出し、D3DTSS_TEXTURETRANSFORMFLAGS テクスチャー ステージ ステートと D3DTEXTURETRANSFORMFLAGS のいずれかの値を渡します。テクスチャーのトランスフォームの詳細については、「テクスチャー座標トランスフォーム (Direct3D 9)」を参照してください。

要件

ヘッダー: D3D9FFTypes.h 宣言

関連項目

D3DTEXTURESTAGESTATETYPE