D3DXQuaternionBaryCentric
重心座標のクオータニオンを返します。
D3DXQUATERNION *
D3DXQuaternionBaryCentric(
D3DXQUATERNION * pOut,
CONST D3DXQUATERNION * pQ1,
CONST D3DXQUATERNION * pQ2,
CONST D3DXQUATERNION * pQ3,
FLOAT f,
FLOAT g
);
パラメータ
- pOut
処理の結果を表す D3DXQUATERNION 構造体へのポインターです。 - pQ1
演算対象の D3DXQUATERNION 構造体へのポインターです。 - pQ2
演算対象の D3DXQUATERNION 構造体へのポインターです。 - pQ3
演算対象の D3DXQUATERNION 構造体へのポインターです。 - f
加重係数。「解説」を参照してください。 - g
加重係数。「解説」を参照してください。
戻り値
重心座標の D3DXQUATERNION 構造体へのポインターです。
解説
D3DXQuaternionBaryCentric 関数は、次の球状線形補間演算を使用して重心座標を算出します。
Slerp(Slerp(Q1, Q2, f+g), Slerp(Q1, Q3, f+g), g/(f+g))
この関数の戻り値は、pOut パラメーターに返される値と同じです。このため、D3DXQuaternionBaryCentric 関数は他の関数のパラメーターとして使用できます。
まだ正規化されていない入力クオータニオンに対しては、すべて D3DXQuaternionNormalize 関数を使用します。
重心座標は、三角形の頂点に関して、三角形の内側のポイントを定義します。重心座標の詳細については、Mathworld の「Barycentric Coordinates (重心座標)」の説明を参照してください。
要件
ヘッダー: D3dx9math.h 宣言
ライブラリ: D3dx9.lib 内容