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DXGI_ERROR

DXGI 関数が返すことができるエラー コードです。

HRESULT 説明
DXGI_ERROR_DEVICE_HUNG アプリケーションから送信された正しくない形式のコマンドが原因で、アプリケーションのデバイスは失敗しました。これは設計時の問題で、調査および修正する必要があります。
DXGI_ERROR_DEVICE_REMOVED ビデオ カードがシステムから物理的に取り外されているか、ビデオ カードのドライバー アップグレードが行われています。アプリケーションはデバイスを破棄し、再作成する必要があります。ID3D10Device::GetDeviceRemovedReason を呼び出すと、この問題のデバッグに役立つ情報を参照できます。
DXGI_ERROR_DEVICE_RESET 正しくない形式のコマンドが原因で、デバイスは失敗しました。これは実行時の問題です。アプリケーションはデバイスを破棄し、再作成する必要があります。
DXGI_ERROR_DRIVER_INTERNAL_ERROR ドライバーで問題が発生し、デバイスが取り外された状態になっています。
DXGI_ERROR_FRAME_STATISTICS_DISJOINT 要求された機能は、デバイスまたはドライバーではサポートされていません。
DXGI_ERROR_GRAPHICS_VIDPN_SOURCE_IN_USE 要求された機能は、デバイスまたはドライバーではサポートされていません。
DXGI_ERROR_INVALID_CALL アプリケーションが無効なパラメーター データを提供しました。アプリケーションを解放する前に、この問題をデバッグおよび修正する必要があります。
DXGI_ERROR_MORE_DATA アプリケーションによって指定されたバッファーは、要求されたデータを格納するのに十分な容量がありません。
DXGI_ERROR_NONEXCLUSIVE アプリケーションが出力の排他的所有権を取得しようとしましたが、他のアプリケーション (またはアプリケーション内のデバイス) が既に所有権を取得しているために失敗しました。
DXGI_ERROR_NOT_CURRENTLY_AVAILABLE 要求された機能は、デバイスまたはドライバーではサポートされていません。
DXGI_ERROR_NOT_FOUND IDXGIObject::GetPrivateData の呼び出し時に渡された GUID は、前に IDXGIObject::SetPrivateData または IDXGIObject::SetPrivateDataInterface に渡されたものとして認識できません。IDXGIFactory::EnumAdapters または IDXGIAdapter::EnumOutputs の呼び出し時に列挙された序数が範囲外です。
DXGI_ERROR_REMOTE_CLIENT_DISCONNECTED セッションの切断またはネットワークの切断により、アプリケーションのリモート デバイスが削除されています。アプリケーションは、リモート デバイスがいつ再び利用できるようになるのかを IDXGIFactory1::IsCurrent を呼び出して確認する必要があります。
DXGI_ERROR_REMOTE_OUTOFMEMORY メモリー不足またはマシンのエラーにより、アプリケーションのリモート デバイスが失敗しています。アプリケーションはデバイスを破棄し、メモリーの使用量を節約してリソースを再作成する必要があります。
DXGI_ERROR_WAS_STILL_DRAWING デバイスがビジー状態で、要求されたタスクがスケジュールされませんでした。このエラーは、Direct3D 10 の非同期クエリのみに適用されます (「ID3D10Asynchronous Interface」を参照してください)。
DXGI_ERROR_UNSUPPORTED 要求された機能は、デバイスまたはドライバーではサポートされていません。
S_OK メソッドは、エラーなしで成功しました。

メソッドが成功したか失敗したかのみがわかればよい場合があります。HRESULT 値が成否のどちらを示しているかをテストするのに最適な方法は、WinError.h で定義されている次のマクロのいずれかにその値を渡す方法です。

  • SUCCEEDED マクロは、成功コードの場合は TRUE を、失敗コードの場合は FALSE を返します。
  • FAILED マクロは、失敗コードの場合は TRUE を、成功コードの場合は FALSE を返します。

要件

ヘッダー: DXGI.h 宣言

関連項目

DXGI の定数