次の方法で共有

IXAudio2SourceVoice::Start メソッド

  • [アーティクル]

ボイスによるオーディオの使用および処理を開始します。結果は、接続されたサブミックス ボイスまたはマスター ボイス、あるいは出力デバイスに送信されます。

構文

HRESULT Start(         UINT32 Flags,         UINT32 OperationSet = XAUDIO2_COMMIT_NOW)

パラメーター

  • Flags
    [in] ボイスの開始方法を制御するフラグです。0 を指定します。
  • OperationSet
    [in] この呼び出しを遅延バッチの一部として指定します。詳細については、「XAudio2 操作セット」の概要を参照してください。

戻り値

正常に実行された場合は S_OK を返し、失敗した場合はエラー コードを返します。XAudio2 固有のエラー コードの説明については、「XAudio2 エラー コード」を参照してください。

解説　

XAudio2 エンジンが停止している場合は、ボイスは実行を停止します。ただし、エンジンが開始すると同時に実行を再開できるように、開始状態が維持されます。

最初に作成したとき、ソース ボイスは停止した状態になっています。サブミックス ボイスおよびマスター ボイスは開始された状態になっています。

Start を呼び出した後、IXAudio2SourceVoice::Stop を呼び出す前に再度呼び出した場合は、さらなる影響はありません。また、Start を複数回呼び出した場合、IXAudio2SourceVoice::Stop を同じ数だけ呼び出さないと、デバッグ ビルドで警告メッセージが発行されます。

要件

ヘッダー: xaudio2.h で宣言されています。

関連項目

IXAudio2Voice
方法 : 基本的なオーディオ処理グラフの作成
方法:ディスクからのサウンドのストリーム
XAPO の概要