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IXAudio2Voice::GetOutputMatrix メソッド

ボイスの最終出力の各チャンネルのボリューム レベルを取得します。これらのチャンネルは、指定されたデスティネーション ボイスの入力チャンネルにマップされます。

構文

void GetOutputMatrix(         IXAudio2Voice *pDestinationVoice,         UINT32 SourceChannels,         UINT32 DestinationChannels,         float *pLevelMatrix)

パラメーター

  • pDestinationVoice
    [in] ボリューム レベルを取得するデスティネーション IXAudio2Voice へのポインターです。

    注意

    ボイスの送信先が単一のターゲット ボイスである場合は、NULL を指定すると、GetOutputMatrix はそのターゲット ボイスのみに適用されます。

  • SourceChannels
    [in] ボイスの出力チャンネル数を確認します。これは、チェーン内の最後のエフェクトによって生成されるチャンネルの数です。

  • DestinationChannels
    [in] デスティネーション ボイスの入力チャンネル数を確認します。

  • pLevelMatrix
    [out] デスティネーション ボイスに送信される [SourceChannels * DestinationChannels] ボリューム レベルの配列。ソース チャンネル S からデスティネーション チャンネル D に送信されるレベルは、pLevelMatrix[DestinationChannels × S + D] の形式で返されます。ボリューム レベルの詳細については、「備考」を参照してください。

戻り値

なし。

解説 

マスター ボイスは、マトリックス ミックスなしでデバイスに直接書き込むため、このメソッドは、ソース ボイスおよびサブミックス ボイスにのみ適用されます。

ボリューム レベルは、-224 ~ 224 の浮動小数点振幅逓倍として表現され、最大ゲインは 144.5 dB です。ボリューム レベル 1 は減衰またはゲインがないことを意味し、0 は無音を意味します。負のレベルは、オーディオのフェーズを反転させるために使用できます。ボリューム コントロールの詳細については、「XAudio2 のボリュームおよびピッチ コントロール」を参照してください。

注意

GetOutputMatrix は、常に、IXAudio2Voice::SetOutputMatrix によって最後に設定されたレベルを返します。ただし、これらの値は実際にはまだ適用されていない可能性があります。これらの値は、IXAudio2Voice::SetOutputMatrix 呼び出しの後 (または、IXAudio2Voice::SetOutputMatrix が遅延操作 ID を使用して呼び出された場合は、対応する IXAudio2::CommitChanges 呼び出しの後)、次にオーディオ エンジンが実行されたときに初めて適用されます。

要件

ヘッダー: XAudio2.h で宣言されています。

関連項目

IXAudio2Voice